思いがけず自担を好きになって5年が経つので改めて沼落ち当時を振り返る

 

初めは腰掛け程度に推していた有岡大貴くんの事が気がついたら私の中心になるくらい好きになっていた話です。

 

私は元々中学生の頃からビジュアル系バンドが好きで、あるバンドが活動休止になるまで約10年程ライブやインストアイベントに足繁く通うほど大好きでした。

なんとなく、当時のバンギャ界隈とジャニヲタ界隈はギスギスしてたイメージを持つ人が多かったような気もするけど、学生時代は普通にジャニーズが好きな子とも仲良くしていたし、私自身長年ジャニーズだったら相葉くんが好きだと公言するくらいには元々ジャニーズには好意的でした。

そう、元々ジャニーズでは相葉くんが好きでした!

なんだかんだジャニーズだったら相葉くん!も10年くらい言い続けてきたと思う…

じゃあ有岡くんはというと、そう…

ヒルナンデス

所謂、ヒルナンデス出の有岡担になります。

Hey!Say!JUMPとは同年代で、デビュー当時クラスの女子の間ではJUMPの話題で持ちきりと言っても過言ではないくらいだったのでHey!Say!JUMPのメンバーのことは全員頭の中には入っていました。

なのでヒルナンデスのレギュラーが決まった時はHey!Say!JUMPも情報番組のレギュラーをやれるくらいになったんだ〜って思ったのと、光くんはなんとなくわかるけど有岡くんってなんか意外な人選!という印象でした。

ヒルナンデス自体は元々好きで、特にヨコヒナレギュラーの木曜日が好きだったので、有岡くんと光くんはどこまで活躍できるのかな〜なんて思っていた気がします。

ヒルナンデス自体は2時間噛り付いて見るというよりは、BGM的に流してお気に入りのコーナーだけチェックするような形で見ている事が多かったのですが、ある日火曜日のヒルナンデスを楽しみにしている自分がいることに気がつきました。

そしてある時、自分が好きなコーナーには有岡くんがいつも出ていること、またある時には有岡くんの声に反応してテレビに目を向けていること、有岡くんが発言する度に「可愛い〜!」って心の中で叫んでしまっていることに気がつきました。

 

びっくりしました

 

全く意識していないうちに有岡くんのことがすごく気になっている自分に…

 

なんとなくこの辺りから友人とジャニーズの話になった時には有岡くんが結構気になるんだよね〜と話していた気がします。

ちなみにこの当時、伊野尾革命真っ最中だったのもあり伊野尾くんもいいよね〜なんて話していました。

 

そんなこんなで徐々に有岡くんに侵略されていくなかやってきたのが伝説の(?)いのあり(マッチ)夜会です。

そう、うっすらお気に入りの伊野尾くんとめちゃくちゃ気になってる有岡くんが一緒のロケなんてもうめちゃくちゃに興奮しました。

“いのあり”への知識なんて1ミリもないどころか、ジャニーズにおけるコンビへの知識が全くない状態で「有岡くんと伊野尾くんが一緒のロケ」に対してものすごくテンションが上がった自分は、今思うとジャニヲタとしての素質があったな、と思います。

夜会ロケのおかげで、有岡くんと伊野尾くんって単体でも可愛いけど一緒にいるともっと可愛いな…ということに気がついてしまうのでした。

それから暫くして、またそれはやってきたのです…

忘れもしない、

 

ヒルナンデスのいのあり銀座ロケ

 

大好きなヒルナンデスに伊野尾くんが来て、有岡くんと一緒にロケーーーー?!?!?!!!

って、もうめちゃくちゃテンションが上がりました。

とにかく2人が可愛くて可愛くて、伊野尾くんと一緒にいる時の有岡くん、めちゃくちゃ好きだ…って噛み締めました。

中でもすごく印象に残っているのが最新ロボットの紹介で、ロボットに「踊って」と言うとダンスもできますという流れで、伊野尾くんが有岡くんに対して「踊って」と言ったら有岡くんが「OK、踊るね」と答えてロボットの真似をして踊るシーン。

ロボットの真似をして踊ってる有岡くんを見て「ッヒッ…可愛い…ッ」ってつぶやきながらにこにこ有岡くんを眺め、「僕この子買います!!!」と答えた伊野尾くんにびっくりしました。

なんとなくこれまでのバラエティって、上記のような振りをしたらタレントを下げて取る笑いのイメージが強くて(この場合だったら有岡くんに対して「ロボットの方が可愛い!」って言うみたいな)、伊野尾くんが有岡くんに対して素直に可愛いと発言してにこにこ笑っている、こんな平和で可愛い笑いがあるんだ、と幸せな気持ちになりました。(ジャニヲタ紀元前の段階でいのありに目覚めてる自分、めちゃくちゃ見る目あると思う)

あと、Hey!Say!JUMPを好きになった今は特に疑問に思わなくなったけど、当時は同じグループのメンバーに対して素直に「可愛い」と言えることにも普通に驚いた

とにかく、いのありのことをよく知らないのに、いのありって最高だなと感じていたのでした。

 

この二つのいのありロケは自分が有岡くんを好きになるきっかけの中ですごく大切な出来事だったので先に書きましたが、自分の中で有岡くんに対しての気持ちの変化で大きかったものがもう一つあります。

それは髪型です。

有岡くんがヒルナンデスのレギュラーになった当初は茶髪で、個人的にはわんちゃんみたいで可愛らしいという印象でした。

でもある時、なんか有岡くんのこと可愛いよりもかっこいいって思っている自分に気がついて、なんでなのか、いつからなのかを考えていたら黒髪だということに気がつきました。

 

黒髪の有岡くん、

めちゃくちゃやばい

 

しかもかっこいいと認識してることへの自覚の仕方がなんだか間抜けで、ヒルナンデスのUSJロケで、記念写真の撮れるアトラクションに乗って出来上がった写真が中国の留学生みたいだとイジられた時に、「有岡くんってかっこいいのにこういうところで面白くなっちゃうんだよな〜」って思った時に、「私って有岡くんのこと“かっこいい”って思ってたんだ!」と気づくという…

そこで一回かっこいいを自覚してしまったらもう、有岡くんを“かっこいい”という目でしか見れたくなり、なんだか自分の中での有岡くんの認識が変わり始めて、自分が無意識に有岡くんをかっこいいと思い始めたのはいつからだったのか記憶を呼び起こしたら黒髪へたどり着いたという訳でした。

なので今でも黒髪の有岡くんは特別好きだなと思います。

 

とにかく私の中での有岡くんという存在は、気がつかないうちに増殖し、侵食され続けて、自分が自覚する前にすごく好きになっていました。

 

でもこの時はまだ好きなバンドが活動休止前のツアー中であった為、まだ自分の中での有岡くんの立ち位置はというと“ジャニーズの中では一番好き”でした。

正直、そのバンドのギタリスト以上に応援したいと思える人はいないと思っていたので、この先他の誰かに気持ちが移るなんてことは全く考えられませんでした。

約10年好きだったバンドなので、好きになった時ほどの熱量は無くなっていましたが、愛着はものすごくあったので、悲しくてライブ中は何度も涙してしまうこともあったのですが、ツアー先でホテルに帰ったらケロッとした顔で有岡くんの話をしていたのは、今思うともう有岡くんのことめちゃくちゃ好きだったよね、って思います。

そんなこんなで大好きだったバンドが活動休止になる最後のツアーを回りながら、私は友人達と半分冗談で活動休止した後はジャニーズ行こうかなぁ〜(笑)なんて話していたのをよく覚えています。この時は本当に割と冗談のつもりでした。

 

そしてその年の冬にそのバンドの活動休止前の最後のライブが終わり、余韻に浸りしんみりするかと思いきや、暇になったし有岡くんのこともっと知りたいモードに突入しました。情緒どうなってんだって話!

 

今でこそYouTubeに事務所やレーベルの公式チャンネルがあるけど当時のジャニーズはネット上では黒塗り時代だったので、大きな声では言えないですが非公式に上げられているものを見るしかありませんでした。

そこで見た有岡くんのソロパート集の中にあったRELOADの有岡くんに度肝を抜かれて次の日にはsmartのDVDを購入していました。(話は逸れるけど、非公式のものを良しとすべきではないけど、それをきっかけに公式にお金を落とす人も少なからずいるから難しいよねって思ったり…)

全然知らずにRELOAD、すごく好き!と思ったけど後から有岡くんの作詞曲だと知りびっくり!

DVDでの有岡くんは、ステージでキラキラ歌って踊っていて、息ができないくらいものすごくドキドキして、初めて見る、ヒルナンデスの時とは全く違う有岡くんから目が離せなくて、これはずるい、ずるすぎる、と思いました。

そこからは発売されているCD、DVDは買えるだけ買って、Hey!Say!JUMPに浸る毎日だったので活動休止の寂しさなんてあっという間に紛れたというか、そんなことが頭を過ぎりさえしないくらいに有岡くんのことしか考えていなかった気がします。(活休後にFC旅行で撮った写真が現像されて郵送できたんだけど、写真を見ても感情が無だったのにびっくりした)

 

そうなってくるとやっぱり根がバンギャル、生で見たいなと思うわけです。

調べてみたら年末年始に東京ドームでコンサートやってるじゃないですか。

いやでも流石にチケットは完売だし、どうするかな、まだDVDで十分かな、などと葛藤している間にあれよあれよと12月30日、金曜日なのでベイジャンを聞いていました。

そこでコンサートについて有岡くんと髙木くんが話していて、多分、会えるのを楽しみにしてますとかそんな話をしているのを聞いて、やっぱり根がバンギャル

 

「会えないの無理なんだけど」

 

とにかく必死にチケットを譲ってくれる人を探し、何とかゲット!

元日の昼公演に行ける事が決まり、もうとにかくずっとそわそわしていたのをよく覚えています。

晦日のカウコンは録画にして次の日に備えて早く寝ようとベッドに入ったのに全く眠れなくて、眠るのを諦めて目がバキバキのまま多分早朝の3時くらいから身支度始めてた気がする(笑)

 

東京ドームは実は嵐のワクワク学校で一回入ったことがあって、一回生で相葉くんを見てみたいと思って一般で買って入りました。

ワクワク学校の時は天井席だったので東京ドームの広さとステージ(というかワクワク学校の構成的にアリーナ)までの遠さに驚いた記憶があります。

しかしこの日譲っていただいたチケットはありがたいことに1階スタンドの前列だったので、ワクワク学校のときと比べてステージの近さに驚きました。肉眼で全然見える!

基本的な事前準備は何もせず、勢いだけで東京ドームへ向かったので団扇も双眼鏡もありません。

 

そう、有岡くんへ「好き」をアピールする術が何もありません。

 

基本的に捻くれた性格の人間なので、バンギャ時代もわざわざアピールして気づいてもらったところでそれって嬉しいの?と思っていた節があったので、この時はジャニーズの団扇文化に対しても、でっかく名前を掲げて気づいてもらってもそれって当たり前じゃない?みたいに思ってる部分が少なからずあって………

でもフロートに乗って有岡くんが来た時にその考えは一変して、とにかく「貴方のファンはここにいるんだよ!!!」を伝えたい!!!!という思いに駆られました。団扇を持つ意味ってこれなのか、と気づいた瞬間でした。

そんなことを思いながら目の前を通り過ぎて行った有岡くん、テレビで見るよりシャープでお顔が小さくてキラキラしていて思っていた

10000000000倍かっこよかった!!!!!!

 

本当にかっこよすぎてびっくりした。

 

テレビって膨張して見えるっていうけど本当だって実感しました。

ジャニーズを好きになってから何人か生で有名人を見て気づいたけど、テレビと実物の差があまりない人と、めちゃくちゃ差が出る人といて、有岡くんは圧倒的に後者なんだよね…。

とにかく実物のかっこよさに圧倒されたというお話です。

 

DVDを観ていた時も思ってたけど、有岡くんのダンスがとにかく好きで、有岡くんを好きって認識してから観たから好きなのか、特に意識せずに観ても好きなのか、それはもう今ではわからないけど、天才的に音ハメが上手でバキバキに踊っている姿から目が離せませんでした。

あと有岡くんの優しくてあったかい歌声も本当にドンピシャで大好きで、色々な人を見て思うけど、顔も声もダンスもキャラクターも考え方も、全てがパーフェクトで大好きな人に出会えるってすごい奇跡なのかもってよく思います。

ちょっと話が逸れちゃった…

話を戻して、この日一番「好き!!!」って思った瞬間が、SUPERMANでポケットに手を突っ込んで花道を歩きはじめた有岡くんです。もう心臓をぎゅうぎゅうに掴まれた。この人ずるい人だって確信した。

自分の魅せ方をわかってる人ってずるいよね。

あと、どうしてもこのコンサートに入りたかった理由が、ありやまユニット曲の「My Girl」です。

もうこれは絶対に生で観たかった!!!これを逃したら一生後悔する!!!と思ったので本当にDear.の東京ドームに何が何でも入った当時の自分のこと、めちゃくちゃ褒めたいと思います。

「僕だけを見て」と歌う有岡くんのせいで有岡くんのことしか見えなくなったよ(重い)

そんなこんなで短い時間の中でどんどん好きを更新し続けて最後、もう一度フロートに乗ってやってくる有岡くん。こっち側を向いて近づいてくる有岡くん。

何度も言いますがこの日の私は団扇がありません。

つい先日までバンギャだった私ができることはただ一つ

 

有岡くんにハートを飛ばすこと(黒歴史

※ビジュアル系のライブでは好きなメンバーが目の前に来たら手でハートを作ってアピールする文化があります。(今の指ハート的な)

 

でももうそれ以外方法がなかった!!!

好きって伝えたかった!!!!

せめて顔団扇くらい買っておけばよかったなとめちゃくちゃ後悔しました…

 

そんな初めてのHey!Say!JUMPのコンサートでした。

このコンサートに入るまでは、まだどこか活動休止中の腰掛け程度の好きだと思っていましたが、この日をきっかけに優先順位が大きく変わることを確信しました。

 

これが私の有岡くんとの出会いです。

この日のコンサートで感じたこと、好きだという気持ち、全て間違いじゃなかったなって今でも強く思います。

正直、Hey!Say!JUMPはもう結成して長いし、今更応援しても…という気持ちも初めはどこかあったけど、まだ好きになって5年弱という短い時間の中でも、たくさんの初めてを一緒に経験して、どんどん進化していく姿を応援できて幸せしかないです。

 

有岡くんも、Hey!Say!JUMPも大好きだよ!