アシタを忘れないでの備忘録
⚠︎ネタバレ含みます
※微妙な時系列の前後やセリフのニュアンスの違いがあるかもしれません。
※個人の感想を挟みながらなのでかなり読みづらいと思います。
有岡くんプロデュースの初主演舞台
“ナゾドキシアター アシタを忘れないで”
いくつもの雑誌で舞台の宣伝をしてはいたけど、事前情報は、役名、スマホを使って謎解きをすること、レンタルムービーショップで働いていること、主人公には空白の期間があること、没入感、ということくらいしかなかったのでどんな舞台になるのか全く想像がつきませんでした。
公演初日、もしも塾以来のグローブ座は記憶の中のグローブ座よりも狭く感じて、始まるまでそわそわ落ち着かない気持ちでスマホアプリの設定を行ったり、入り口で貰った配布物を眺めたりして過ごしました。
アプリの初期設定としてログインする際に名前と生年月日を登録しました。
スマホ操作について説明する映像が流れ、暗転し、ステージに照明が当たり、舞台の中央に立っている有岡くんを見た時には本当に初主演舞台が叶ったんだなぁと実感してすでに泣きそうになりました。
一番初めの自己紹介も兼ねたムービーショップのシーンでは店長と常連客の千住さんも登場し、おすすめのムービーの話なんかをしています。
そこで店長が裏へ捌けていき、千住さんと二人になったアシタくんは千住さんにSNSでおすすめのムービーを紹介したりしているからよかったらフォローしてほしいと伝えます。
この時千住さんにアカウントを教えたばっかりに、千住さんからはアカウント名をその後もいじり倒され続けます。トゥモローボーイ…
物語の導入となるプロジェクションマッピングを使ったオープニング映像のようなシーンに移り、ステージセットに映し出される「produce by DAIKI ARIOKA」の文字を見た時には涙が溢れました。有岡くん、本当にかっこいい(泣)
ステージセットに映し出される猫を追いかけ、傘に導かれながらステージ全体を使い駆け巡る導入部分のこのシーンはもうまさに、THE 有岡大貴という感じで、舞台の中で一二を争うくらいに好きなシーンです。音楽と演出の相乗効果もあって毎回うるっとしてしまう…
あと何より有岡くんのパフォーマンス力が存分に発揮されていてすごく好き。大好きな有岡くんがこの短いシーンの中にたくさん詰まってて、本当に大好きです。(“劇場版ポケットモンスター 水の都の護り神 ラティアスとラティオス”で街中で擬人化したラティアスをサトシが追いかけるシーンに音楽と映像構成がどことなく似てると感じたのは私だけ…?誰か共感してくれる人いないかな…“謎の少女、再び”って名曲だよね)
有岡くんが捌けてステージセットが回転して場面チェンジでアシタくんの部屋へ。
ベッドから突然現れた黒猫のケケ。まさかの猫役の羽村くんにとてもびっくり!
羽村くんの動きがもう猫そのもので、もうすっごく可愛い!!
ケケと戯れるアシタくん、最っっっ高に好き!!!!!
猫じゃらしでくるくるってしてケケが人間だったらなぁ、どんな人なのかなぁ、と妄想してからからケケと目を合わせて「このままの関係でいよう」と語りかけるアシタくん、有岡くんのずるい部分が滲み出てました。
なんとなくスッキリしないアシタくん。疲れたから栄養ドリンクを飲もうと手に取ったところ、栄養ドリンクに謎のメッセージを発見したことから謎解きが始まっていきます。
不意に目に入ったヒントや記憶を頼りにしつつ一通りヒントとなるものを部屋中から導き出し謎解きを試みるアシタくん。でも考える気がn全然わからないのでSNSに投稿し、フォロワーに丸投g協力を頼みます。
でも頼ってばかりじゃいられないと一瞬謎解き頑張るモードに入ったものの、そのタイミングでお風呂が沸いたので謎解きはやめてお風呂へ。
この一連の流れの中で、一瞬考えてみたものの秒で諦めて「全っ然わからない!!」と目をまんまるにして言うシーンがとても可愛くて大好きでした。
シンキングタイムですが、舞台を観る前から謎解きをしている間は有岡くんはどうしているのかがすごく気になっていて、正直謎解きよりも有岡くんを見ていたいと言うのが本音でした。
でも基本的に有岡くんはステージから捌けていて(二問目のみ例外)、シンキングタイムの9割は大東くんと羽村くんの二人が回していきます。
ただ、問題の内容によってはストーリー内にヒントがあるものもあり、回想シーンとして有岡くんと千住さんが登場する場面も2回ありました。
大東くんは謎の男という役でシンキングタイムの時のみ出てきます。大東くん、すらっとしていて本当に美しい。中性的で年齢不詳な何者かわからない独特な雰囲気を纏える大東くんは本当にすごいなぁと思いました。
シンキングタイムで重要になってくるのがこの舞台の特徴でもあるスマホアプリです。
スマホアプリ内にTwitterのようなSNSコンテンツがあり、そこからアシタくんのアカウントをフォローしてDMから謎解きの答えを送ります。アシタくんからは答えを教えてくれる親切なアカウント主!と認識されています。
DMでやり取りできる気分を味わえるなんて確かにこれは没入感!と思いました。
このようにストーリーパートと謎解きパートを交互に物語は進んでいきます。
次の日になりムービーショップのセットに回転。店長に嘘をついて仕事を早退し、謎の答えをもとにベンチのある公園へ向かいます。
ベンチに隠されたUSBメモリにはまた謎が仕込まれており謎解きパートへ移行していきます。
この時に通りかかった千住さんに声をかけられて一緒に焼き鳥屋さんへ呑みに向かうアシタくん、とっても可愛いです。
部屋のセットへ移ってベロベロに酔っ払ってアシタくんが帰ってきます。
友達がいないアシタくん(可愛い)、ケケに友達できちゃったかも〜楽しかったなぁ〜ってダル絡m話しかけます。
このケケとのやり取りでは日によって「嫉妬するか〜?」「ケケが一番だよ」等のアドリブが入るのがずるかったですね。
USBメモリに記されているメッセージによってテンションが下がったり上がったりしながら次の謎に取り掛かろうとするのですが、酔っ払ってるから無理!と秒で諦めてベッドへダイブして秒で寝落ち。
ここで次のシンキングタイムです。この二問目の時のみ舞台上に有岡くんがいる状態でシンキングタイムが続きます。このターン、回を重ねる毎に有岡くんが暴走していきます。
ベッドに横たわるアシタくんは基本的にダラーっと手足を広げて寝ていて、そこに羽村くんと大東くんが悪戯をしにやってきます。
最初はだらんと落ちた足をベッドの上に戻してあげたり、軽くツンツンしたり、少しくすぐるくらいだったのに最終的にはケケとE.T👉🏻👈🏻をしていました(笑)有岡くん、普通に目を開けて話してる時もあったしな(笑)
有岡くんが暑くて汗が止まらないので小道具のTシャツで二人が仰いであげる日も多かったな。
そして問題なのが羽村くんと大東くんが有岡くんにこちょこちょを仕掛けた時に有岡くんが羽村くんの腕を引っ張り抱き寄せた回。(何回かあった)
ホールドされて身動きが取れない羽村くんをそのまま撫で回してる有岡くんは完全にアウトでした。自担がセクハラで訴えられないか心配することあるか???
このやり取りが初めてあった日は本当に叫びそうになったヨ
そんな感じでJr.の二人と有岡くんがわちゃわちゃしてる間に答えを送り、DMが届いた通知音でアシタくんが目覚めてストーリーが再開します。
ここでまた次の日へ移りムービーショップへ。
ムービーショップへやってくると謎解きの答えにあった洋画のコーナーへ向かうアシタくん。
次の謎を探しに洋画のコーナーの棚に登って入念に探していたらムービーディスクを吹っ飛ばして店長に見つかります。
この場面含む店長とのやり取りはアドリブが多く、転球さんに食らいついていく有岡くんに最初はコメディのノリを楽しむというよりは、頑張れー!という気持ちで力んで見てしまっていた気がします。
公演を重ねる毎に有岡くんの肩の力が抜けていったからか、アドリブで転球さんとやり取りする姿は「アシタくん」というより「有岡くん」でした。
オリンピックが始まってからピクトグラムのネタも入れてリアルタイムな話題を舞台に持ち込んでくる有岡くんは流石だった!
日に日にオーバーになる有岡くんの演技に転球さんが笑ったり、めちゃくちゃ過剰にツッコむ転球さんに笑いを堪える有岡くんだったり、たくさん笑わせてもらいました!
そんな感じで店長と会話をする中で最近何か変だと指摘されるアシタくん。
最近起きている不思議な出来事を店長に明かして再び早退し、洋画のコーナーにあった謎解きの指示のもと、公園へ向かいます。
ベンチの下を掘ってみたところ缶ケースに入った写真を発見。
知らない人と二人で中良さそうに写っている自分の写真に驚き取り乱してしまいます。
そこに再び通りかかった千住さんに今あった出来事を話し写真を見せたところ、何か知っている様子の千住さん。
きっとその写真の人のことは忘れたいくらい嫌なやつだろうからその写真は持っていない方がいいと強い口調で話す千住さんにアシタくんはびっくりしますが、自分がきちんと預かっておくと話す千住さんに従い写真を預けて千住さんは帰っていきます。
きっと大切な何かを忘れてしまっているのだと察したアシタくん。
帰宅して公園で写真が見つかったことを謎解きの答えを送ってくれるアカウント宛にDMで知らせます。
そのDMを送った後にSNSに表示されているメモリーホワイトニングの広告に気がつきます。
メモリーホワイトニングは消したい記憶を消去してくれるサービスの会社で、アシタくんはきっとメモリーホワイトニングで記憶を消してしまったことを察します。
とりあえず何か情報が欲しいとメモリーホワイトニングに連絡しますが個人情報なのでと断られてしまいます。(なんかめちゃくちゃ怒られてる様子だったけどそんな怒らなくてもいいだろって思っちゃった⭐︎クレーム入れるぞ⭐︎)
でもメモリーホワイトニングの利用歴が本当にあるとすればHPから個人ページへログインできることを教えてもらいログインを試みますが、記憶を消してしまっているのでパスワードがわからないアシタくんはログインを諦めてしまいます。
恋人に振られたショックで記憶を消したのかなぁ、自分が情けないなぁと嘆いていたら、公園から持ち帰ってきていた写真が入っていた缶をケケが机から落としてしまい、それを拾い上げた時に缶の内側に謎解きのヒントが書いてあるのを発見。
まだ謎解きが続いていることに気づき再びDMで連絡、謎解きの続きがあることを教えてくれたケケにご褒美のおやつをあげる為に買い物に出かけたところでシンキングタイムが始まります。
シンキングタイムが明け帰ってくるアシタくん。
送られてきた答えを確認し、自宅の天井を調べたら記憶を無くしている期間の日記を発見。
日記には四桁の暗証番号を必要とする鍵が掛けられていて、表紙にはBirthdayの文字が。自分の誕生日で開くわけもなく、きっと写真に写っていた人の誕生日だと推測。鍵と格闘している時、日記を縦に持った際にメモが挟まっていることに気がつきます。
そのメモには恋人との出会いについて記されていました。
そのことをDMの相手に報告した瞬間にアシタくんの携帯の着信が鳴ります。
相手は店長。今から飲まないかという誘いにもう寝るところなので、と断ろうとしますが次の瞬間アシタくんのお家のチャイムも鳴り既に家まで押しかけて来ていることを察するアシタくん。渋々店長を自宅へ招き入れ宅飲みを了承するアシタくんでした。
店長に対してめちゃくちゃめんどくさそうな顔をするアシタくんがなんだかすごく好きで(笑)わかるよわかるよ〜って勝手に思ってた(笑)
店長と並んでベッドに座りお酒を飲もうとしていると、店長が急に鼻がムズムズして痒いと言い出します。
後ろからピョンっとケケが来て、アシタくんが「どうした〜ケケ〜」とケケを抱き寄s、腰を撫で回s……
ヨシヨシってします。
まじで有岡くんが羽村くんと羽村くんのファンから訴えられないか心配だよ…
有岡担は羽村くんの味方です(?)
店長が猫アレルギーだということで、場所を変えて外で呑むことに。店長とともに家を出たところでシンキングタイムスタートとなります。
これが最後のシンキングタイム。日記の鍵の答えを考えます。
この日記の鍵に辿り着くまでに舞台の冒頭からヒントとなるものが散りばめられていたことに気がつきます。
メモリーホワイトニングにログインする為のパスワードを導きサイトにログインしますが、ログイン画面では日記の鍵となる相手の誕生日の記載はありません。しかしそこに記されている名前から推測し誕生日を知ることになります。
そこに記されている名前はそう、
開演前にアプリに登録した人物
自分自身です
初日はログインした瞬間、リアルに心臓が止まりかけました。
正直名前と生年月日を登録するとき個人情報抜かれんのかなって思ってた(ごめんね)
もう後はその人の誕生日を四桁の数字に直してDMで送るだけ。
とてもドキドキしました。
今でもこの瞬間のことを思い出すと泣きそうになっちゃう…
暫くして店長から逃れて帰宅してきたアシタくんがスマホを確認するとDMが来ていることに気がつきます。
特にヒントを伝えたわけではないのに送られてきた日記の鍵となる番号、何故その人が知っているのか不思議に思うアシタくん。
もしかして…と思いアカウントを確認するも既にアカウントは消えてしまってます。
送られてきた番号通りにダイヤルを合わせると鍵が外れて日記の中身を確認します。
恋人との思い出が綴られている日記をめくり、全て読み終えると日記をぎゅっと抱きしめるアシタくん。日記には恋人は既に亡くなっており、自分が亡くなった後にアシタくんがつらい思いをするよりも記憶を消して出会ったことをなかったものにした方が良いのではと考えた恋人からの提案でメモリーホワイトニングに行くことになったこと、でもアシタくんはどうしても忘れたくなかったから何かのきっかけで思い出すことができるようにと最後に二人で謎解きのヒントを仕掛けたことが記されていました。
次の日店長に大事な記憶をなくしていたことを伝え、メモリーホワイトニングへ向かいます。そこにはまさかの千住さんが。
千住さんはメモリーホワイトニングの社員で、アシタくんの経過観察の為にムービーショップへ通っていたとのこと。
アシタくんと恋人はとても仲の良い二人だったこと、記憶を消してそれを黙っていること、例の写真を見た時に恋人のことを悪く言ってしまったことに心を痛めていたと涙する千住さん…めちゃくちゃいい人…
アシタくんに写真を返し、千住さんはこの部屋は防音なのでと伝え部屋を出て行きます。
一人部屋に残され椅子に座るアシタくん。記憶を戻す処置が始まります。
蘇ってくる思い出に涙が溢れて写真をぎゅっと抱きしめるアシタくん…
目を真っ赤にして泣いている有岡くんの演技は本当に胸を打つものがありました。胸が締め付けられるとても大事なシーン、一生忘れたくないな。
全部思い出して泣きじゃくった後のアシタくんはどこかスッキリとした顔で、「君を想って泣けることが嬉しい」と語ります。
場面が変わりケケと謎の男が。謎の男のことを「死神くん」と呼ぶケケ。
死神といっても怖い存在ではなく、死後の世界では生を導く立場のようで逆に天使と呼ばれているそう。
ケケと死神がお友達なのは黒猫が魔女の使いとされたりすることと関係してたりするのかな〜って勝手に考察してたりする。
その後のアシタくんの様子について話しているケケと死神。ケケ曰く、アシタくんは日記を読んで泣く日もあるけど、前より楽しそうと話します。
そのあとケケと死神は、人は死ぬと死後の世界に生まれるが現世での記憶は持ち越せないこと、でも奇跡はあるかもしれないということ、例のアカウントの人物はもしかして…と話しているところで場面がムービーショップへ。
記憶を戻してからのアシタくんは前より明るくなってそっちの方がいいと話す店長。
まだつらい夜もあるけど思い出せてよかったとアシタくんも答えます。
最後千住さんも登場し、わいわい三人で話しながみんなで呑もうかと帰ろうとする中アシタくんだけ舞台中央へ引き返し、
「俺、前を向いて生きるよ」
とまっすぐ前を向いて“君”に語りかけ、物語は幕を閉じます。
この最後のムービーショップの場面で最初の数公演はまだメモリーホワイトニングのシーンを引きずっていたのか目が赤くうるうるしていて、時折見上げるようにして涙を堪えていたように見えたりして更にめちゃくちゃ泣きました。
あと、記憶を戻す前も楽しそうにしている様子は何回もあるけど目を細めて笑うような表情って多分ほとんどなくて、記憶を戻してからとその前との表情の作り方の差がすごく上手だったのが印象的でした。
この舞台のすごいなと思っているところは、設定が設定なだけにヲタクはアシタくんロスで明日を生きられなくなりそうなところですが、アシタくんが「前を向いて生きる」と宣言することによって我々も前を向かねば…という気持ちにさせられることです。
有岡くんがそこまで計算しているかはわかりませんが、有岡くんはそういう男だと勝手に思っています。
あと「恋人」についてですが、「彼女」「あの子」のような性別を特定する表現は一切なく、「あの人」「君」としか呼びません。とても優しい配慮だなと感じました。
有岡くんが色々な媒体で語ってきた「没入感」については、DMでやり取りしてストーリーを進める協力者的な立ち位置のことだと安直に考えていたら最後にとんでもない爆弾を投下してくるから…本当に震えた…
没入感っていうか体験型夢小説じゃん?!?!
この舞台における「没入感」は自分自身が登場人物ということも勿論そうなんだけど、最後のアシタくんが泣くシーンでは一緒に泣いてしまった人が大半だったと思うんだけど、アシタくんは私たちを想って泣くし、私たちはアシタくんを想って泣くわけで、そこには確実に感情が交差した瞬間ってあったと思っていて、うまく言えないけどそういった感情の共有みたいな体験が一番の「没入感」になっているのかなと思ってます。
あとこの舞台のことで声を大にして言いたいのは音楽の良さ!本当にすごくいい!!!
メインテーマも、その他の場面でかかる曲も全部最高にいい。
サウンドトラック本当に出してほしいな……
個人的なこの舞台のツッコミポイントは、アシタくんはあまり明るい性格ではないと自分自身のことを語るのに、店長とのアドリブでのやりとりが激化する中でアシタくんめちゃくちゃ愉快な人になってない?!ってところ(笑)
そんなアシタくんがものすっっっごく可愛いので問題はないけど!!!
あと一番最初にムービーショップから帰宅する時はちゃんとリュックを背負って帰宅してくるのに、その後は毎回手ぶらなところ(笑)
最後にこれはそんな小姑みたいなこと言うなって話なのでスルーしてほしいんだけど、店長が離婚した元嫁との子どもが泊まりにきた次の日に「子守は月一でもしんどい」っていうセリフにちょっとだけ引っかかってしまったんだよね…お前そんなんだから離婚されるんだぞ…と。色々配慮された脚本だから余計にその一点だけが気になっちゃって、でも話の展開的に仕方がない部分があることも理解しているし、店長の人柄自体はいい人で大好きなだけにちょっぴり残念な気持ちになっちゃったかな…。
有岡くんの演技については、よく通る声と滑舌の良さ、おっきな動作や豊かな表情、思っていた以上に舞台映えする演技でびっくりしました。
なんで今まで舞台やってこなかったんだろうみんな見る目nもったいないなとも思ったけど、有岡くんの初主演舞台が「アシタを忘れないで」で、今の有岡くんが演じた舞台だったからより特別で大切に感じられたのかなって今は思っています。
もしこの先有岡くんが他の舞台をやることがあたとして、きっとそれも大切で大事な時間にはなるとは思うけど、今年の夏にグローブ座に通ったアシタくんとの日々は、いつまでも色褪せずに一番大事にしていきたい時間であり続けると思う。
この舞台で有岡くんが伝えたかったことは、私達のライフステージが変わったり、別の誰かを好きになったりして有岡くんのことを今みたいに応援できなくなる日が来たとしても(舞台の世界における別の世界に行くこと)、自分(有岡くん)を好きだった事実は忘れないでねということかなと勝手に解釈しています。
「アシタを忘れないで」は間違いなく有岡くんからの有岡担へのラブレターで、エンターテイメントとして全力でファンに対する気持ちを伝えてくれる有岡くんが有岡くんらしくて更に大好きになりました。本当に有岡くんって天才。
それにしても、
自担と相思相愛だって信じられる有岡担って強すぎない…?
改めて、有岡くん初主演プロデュースの舞台、本当にお疲れさまでした。
私も前を向いて生きるし、アシタくんのこと絶対に忘れないからね。(激重)